こんにちは。
1900年代初頭頃製のネックレスが入荷いたしました。

梅や桜、何か日本的な雰囲気のお花をモチーフにしたように見えます。

ちょうどこの頃、ヨーロッパでは万国博覧会に出品された日本の
美術品等がきっかけとなり、日本的な要素を取り入れた美術・
工芸品も多く見られていたので、その流れを汲むものの可能性が
あります。

中央にはピンクトルマリン。
その周りを小さなパールが取り巻いています。

明るいグリーンの宝石はペリドットです。
ペリドットはヴィクトリアン後期~エドワーディアンのジュエリーに
好んで用いられています。

可愛らしいお花の中央もピンクトルマリンです。

パールを挟み二本のパーツが下がり、メインモチーフが揺れるデザインです。
この二本のパーツは、正面から見た時になるべく細く見えるような向きで
組まれています。
遠目からパールが一粒、まるで宙に浮いたように見せる目的と、
軽やかなオープンワークのお花モチーフとのバランスを考えてのことでしょう。

チェーンは丸い環と縦長の細い環が交互に組み合わされています。
縦のラインを意識して、よりすっきりと、そして華奢な印象です。
クラスプもかちりとスムーズに留まります。

"15C" (15金)の刻印があります。

裏側も整い美しいですね。
ぜひ
当店ウェブショップで詳細をご覧ください。
スタッフ iku
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- 2017/12/11(月) 18:29:43|
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